セミナー名 |
役員・従業員のための株式報酬実務の総点検 |
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概要 |
ここ数年、上場会社の役員・従業員に対するインセンティブ報酬として、いわゆるリストリクテッド・ストックを含む株式報酬が大きく注目を集めており、業績連動報酬・株式型報酬の導入を推し進めるコーポレートガバナンス・コードの要請もあって、導入事例が飛躍的に増加しています。中でも近時は、いわゆる退職日解除型の導入や海外居住の役員・従業員に対する付与など、法的・税務的な論点がより高度化している状況にあるほか、2019年3月期から適用予定の有価証券報告書による報酬開示規制への対応も必要となります。 そこで、本セミナーでは、実際に数十社の上場会社に株式報酬導入を助言している講師陣が、株式報酬制度の法務・税務の基礎をコンパクトに解説した上で、主に「事前交付型」のリストリクテッド・ストック(RS)及びパフォーマンス・シェア(PS)、並びに「事後交付型」のRSユニット(RSU)及びPSユニット(PSU)を対象として、実例も交えながら分かりやすく、上記の報酬開示規制への対応方針も含め、株式報酬の設計、導入及び管理の実務を総点検いたします。
<プログラム> 1. 基礎編 (1)株式報酬制度の概要 (2)株式報酬制度の法務(会社法の論点整理) (3)株式報酬制度の税務(所得税・法人税(損金算入要件等))
2. 実務編 (1)株式報酬制度の設計 ① 交付形態(RS/PS/RSU/PSU)の選択 ② 勤務条件型(RS/RSU)の制度設計 ③ 業績連動型(PS/PSU)の制度設計 ④ 従業員に対する株式報酬制度の設計上の留意点
(2)株式報酬制度の導入 ① 事前交付型(RS/PS)の導入・発行手続 ② 事後交付型(RSU/PSU)の導入・発行手続
(3)株式報酬制度の管理 ① 事前交付型(RS/PS)の管理 ② 事後交付型(RSU/PSU)の管理 |
開催日 |
2019年01月29日(火)
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開催時間 |
13:30~16:30 (受付開始13:00~) |
会場名 |
トスラブ山王健保会館 (2階会議室) |
会場所在地 |
〒 107-0052 【アクセス】
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講師名 |
山下 聖志氏(山下総合法律事務所 代表弁護士) 東京大学法学部卒。2002年弁護士登録(東京弁護士会)、柳田野村(現柳田国際)法律事務所入所。2005年より大手証券会社法務部門に出向。2010年米国ミシガン大学ロースクール修士課程修了。2011年米国ニューヨーク州弁護士登録。2012年柳田国際法律事務所パートナー就任。2016年山下総合法律事務所設立。 取扱分野は、国内外のM&A・投資案件、国際商取引、国内外の不祥事・紛争処理対応、その他企業法務全般。 【主な著作・セミナー】「海外子会社のリスクマネジメントの着眼点~贈収賄・カルテルを題材に~」(会社法務A2Z2015年9月)、「CFOのための株主総会想定問答2014」(企業会計2014年5月・共著)、「社外取締役の義務付け・要件の見直し」(ビジネス法務2012年3月)など多数。英文契約や海外子会社管理に関するセミナーの実績も豊富。
小澤 拓氏(山下総合法律事務所 弁護士) 京都大学法学部卒、京都大学法科大学院修了。2012年弁護士登録(東京弁護士会)。2014年より証券会社自己投資部門・ベンチャーキャピタルその他ファンド運用部門に出向。2017年山下総合法律事務所入所。上場会社、ベンチャー企業、ファンド運用会社、投資会社等に対し、株式報酬制度導入を含め、ベンチャーファイナンスその他資金調達、M&A、金融規制、紛争予防に関する助言を幅広く行っている。 【著書・セミナー】「株式報酬の設計・導入・交付の実務」(証券会社主催セミナー)など |
受講料 |
20,000円+税 |
定員(名) |
50名 |
参加対象 |
法務・税務・経営企画部門・経営者の方々など |
参加条件 |
※同業者・競業する方と判断した場合等主催者都合によりお申込みをお断りする場合がございます。 |
主催・協力 |
主催 レクシスネクシス・ジャパン株式会社 / ビジネスロー・ジャーナル |
問い合わせ先 |
レクシスネクシス・ジャパン株式会社 |